核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

二ターンズ

 まだティターンズの苦闘の日々は続いています。数ターンおきにやり直し、メモ帳を作戦ノートで埋めつくしながら。

 「戦いは二手三手先を読んで行うものだ」というシャアの名言もありましたが、この『ギレンの野望』シリーズはまさにそれ。反射神経は必要としない代わり、地政学的な戦略眼が要求されるのです。

 特に地球連邦編やティターンズ編の初期配置は、戦力が分断されていて、体勢を立て直すのにちょっとコツがいるのです。アニメではすぐ近くにあったはずのゼダンの門(=ア・バオア・クー。宇宙要塞)とグリプス2(本拠地)が、このゲームでは宇宙のほぼ反対側に位置してることもありますが。アニメじゃない。

 貧しく狭いながらも一カ所に戦力が集中していて、ほぼ一方向に攻めていけるエゥーゴ編やアクシズ編の方が痛快さは上なのですが、このもどかしさもティターンズ編の味。アムロ・シャア・カミーユの三大ヒーローを敵に回し、ガンダム系のシルエットが現れるたびにひやりとするのも一興。

 もう一つ、私がティターンズ編にこだわる理由に、アニメ『Ζガンダム』特有のペーソス(哀感)を追体験したい、という変な欲求があります。

 じゃあエゥーゴ編(主人公側)でやればいいじゃないかと言われるかもしれませんが、アニメと同じ筋では、同じ量の感動は味わえないのです。IF展開だからこその新鮮さ。それを私は求めています。