核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

1600年、大坂春の陣?

 PS2用、歴史ゲーム『太閤立志伝V』。木村重成プレイの続報です。

 前倒しで毎月イベントが発生し、ついに1600年に徳川家康大阪城に攻めてきました。

 わが木村重成真田幸村らとともに迎え撃ち、けっこう家康本陣の士気を下げるとこまでいったのですが、いいところで大筒におびえた淀殿が勝手に和議。

 で、堀を埋められて大阪城の防御度ががくっと下がり、怒った淀殿がまた勝手に宣戦。今度は籠城戦はできないので、家康狙いで野戦を挑むことに軍議が決定します。

 で、木村重成真田幸村軍と、徳川方の先陣を切る伊達政宗軍とのイベントバトル。

 これはどうも「負け確定イベント」だったらしく、手も足も出ずに敗北しました。

 うちの重成は弓術を鍛えておいたのに、苦手な鉄砲隊を任されたのもよくなかったようです。伊達の騎馬鉄砲隊に撃ちまくられ、幸村もろとも全滅しました。

 「城に千成り瓢箪の旗は揚がっておるか」の言葉を最期に、重成戦死。

 その後はスタッフロールはなくKOEIのロゴが流れるだけでしたが、固有のセリフやメッセージもあったし、「ゲームオーバー」ではなく「エンディング」とみなしていいのではないでしょうか。

 村井弦斎歴史小説、「誉の冑」には及ぶべくもない木村重成でした。そういえば、家康に血判を押し直させたとか、死後にカブトの香が判明したとかいう名場面は、このゲームにはありませんでした。