核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

光るブタの物語

 いずれの帝の御世でもない未来、光るブタを発明した博士あり。
 「100ワットはありますな」
 「光るだけではないぞ。このプラグを鼻の穴にさしこみたまえ」
 「おお。扇風機がまわった!」
 「しっぽをひっぱりたまえ」
 「おお。あたたかくなった。これでエネルギー問題は解決ですな」
 「ひっぱり続ければ自動的にまるやきになる。これで食料問題も解決」
 光るブタは博士と助手をつきとばし、研究所から逃げていきました。
 「あたた。日本語翻訳機能つきだったようですな」
 「うかつだった。馬力と速度も電気自動車なみとはな」