いずれの帝の御世でもない未来、光るブタを発明した博士あり。
「100ワットはありますな」
「光るだけではないぞ。このプラグを鼻の穴にさしこみたまえ」
「おお。扇風機がまわった!」
「しっぽをひっぱりたまえ」
「おお。あたたかくなった。これでエネルギー問題は解決ですな」
「ひっぱり続ければ自動的にまるやきになる。これで食料問題も解決」
光るブタは博士と助手をつきとばし、研究所から逃げていきました。
「あたた。日本語翻訳機能つきだったようですな」
「うかつだった。馬力と速度も電気自動車なみとはな」