核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ブタ

ブタに扇子

生物学的には不可能なのですが、二足歩行するブタが扇子持って、笑顔で万歳している姿は、妙にサマになります。 戦争が止んだら、うちのプロフィールブタにも持たせようと思います。

小星 作(他)「正チヤンの其後」(1926)

少し調子がもどったので、軽いものでも読んでみることにします。 大正時代のヒーローまんが「正チヤンの冒険」シリーズの一作品。 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717943 いつも正チヤンのおともをしているリスが、「青イシロ」に単独で潜入します…

大江健三郎『世界の若者たち』「日本の若者たち(18) 黒柳徹子』(1961)

「徹子の部屋」に光さんと一緒に大江健三郎が出演していたのを観た記憶はあるのですが、そのはるか以前からのお知り合いだとは知りませんでした。 『ブーフーウー』という、三びきの子ぶたが主人公の番組に声をあてていた頃。 ※ 黒柳 ええ、ちょっとあたくし…

宮沢賢治「フランドン農学校の豚」

私には世界ぶた文学全集を編纂したいという野望があるのですが、その掉尾を飾らせていただきたいのがこの作品です。ブタと人間との長年の関係を、ここまで簡潔に表現した作品はありません。 それにしても、ブタという動物はなんでああ擬人化しやすいのでしょ…

ぽんびきのこぶた

仕事中、あるラジオ番組にこういうラジオネームの方のハガキが届きまして。度胆をぬかれました。

夏目漱石 「夢十夜」 より 「第十夜」

いずれ私が世界ブタ文学全集を編む日が来たら、欠くことが出来ない作品です。 登場豚物の多さでは他の追随を許しません。

ブウサギ

PS2用RPG『テイルズ オブ ジ アビス』に、ブタとウサギのあいのこのような動物ブウサギが出てきます。基本はブタですが耳が長く、まだら模様です。 ウサギをなでた時の質感はブタとはかなり違うと、先日私は学習したわけですが、ブウサギはどっち系なのでし…

ブタ戦争 (サンフアン諸島)

こちらは1859年(日本では安政5~6年。安政の大獄の年)の、アメリカ合衆国とイギリス領北アメリカ(後のカナダ)との国境をめぐる紛争。ウィキペディアより引用。 ※ ブタを射殺したことがきっかけで発生したため「ブタ戦争」と呼ばれるようになったが…

豚戦争(1906年)

「ブタの平和利用」とかそのへんのキーワードであれこれ検索していたら、変なのが見つかりました。以下、ウィキペディアより。 ※ 豚戦争(ぶたせんそう、ドイツ語: Schweinekrieg / セルビア語: Царински рат)は、1906年以降、セルビア(セルビア王国)とオ…

「目下爆睡中のブタを簡単に起こす方法」

YAHOO映像トピックスより。鼻の穴の動きが立体的です。 http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/animal_pet/p4a255c8e58dc1f5bf38b7639a137bbc4

堺利彦「盛んに豚を食らうべし」(『萬朝報』 1902(明治35)年2月20日

日本人が白人や中国人よりも虚弱なのは肉を食べないからだ。 「菜食は決して強国を作るゆえんにあらず」 「日本人は盛んに豚を食らうてその筋骨を養うべきなり」 (『堺利彦全集 第一巻』法律文化社 1971 162~163ページより要約) この翌年にヒッ…

豚太郎 CM

youtubeより。 http://www.youtube.com/watch?v=hh1EmNQo6F0 スーパーマンのようなマントをつけて空を飛ぶブタ、という図案はよくあるのですが、それを実写でやってしまったところが非凡です。

『ごちそうさん』最終回見ました

戦後の混乱期だというのに、いい感じにふとったブタがとんでました。 「ごちそうさん」されずに済んだあのブタはどうなったのでしょうか。

『ごちそうさん』最終回見逃した

最終回にはブタも出ていたそうです。惜しいことをしました。

さんすうまんがなど

昔の学習雑誌によく載ってた算数まんが。少年忍者や冒険少女が、次々に襲い来る危機を分数や少数のかけ算割り算で解決していくやつ。あの手の話が大好きでした。 一つだけ鮮明に思い出せるのは、例によって内山安二先生のブタまんがです。。江戸の捕り物帳っ…

星新一『つねならぬ話』より タヌキとは

星新一の創作神話、『つねならぬ話』中の一節より。原文が手元にないので、引用は必ずしも正確ではありません。 「タヌキとは、イヌ、ネコ、クマ、ブタの合体である。言われてみれば、そうかと思う人もいるはずだ」 そうだったのか。やはりブタ要素は不可欠…

内山安二まんがの朝星棒つっこみ

そのむかし、「4年の学習」「5年の科学」とかによく載ってた、内山安二先生の学習まんがシリーズ。 とぼけたブタが常連でして、しょっちゅう棒状モーニングスターで「ゴチ!」とつっこまれてた記憶があります。以下に数例を。 (高層ビルの窓にある赤い三…

夜光ブタ、中国で育成に成功

以前にも紹介した光るブタがついに実用化されたようです。Yahooニュースより。 ※ 暗闇で光る「夜光豚」、中国で育成に成功―中国メディア Record China 1月4日(土)10時36分配信 暗闇で光る「夜光豚」、中国で育成に成功―中国メディア 2日、中国の華南農業大学…

ブタの目

実際の豚に白目はありませんし、小泉吉宏先生のように黒目だけ描く手法もありなんですけど、私は白目を入れる派です。豚とブタの差異を表象する記号ということで。 2014・1・23追記 いちがいにないとも言い切れません。今度本物の豚を見たら確認して…

デギン・ザビ消しゴム

ブタというよりタヌキに似ている気もしますが、ジオン公国の公王です。 小学校低学年時代、なけなしのおこづかいを入れたガチャガチャから出てきたのがこいつでした。なくしてしまいましたが、ヤフオクそのほかを見る限りでは特にレアものでもなかったようで…

おちゃめ神物語 コロコロポロン(アニメ 1982~1983)

そういえば、これにもブタが出てきました。 ギリシア神話を舞台にした話なのです。女神見習いのポロンが森でブタをモデルに絵を描いていると、アキレウス(?)か誰かが走ってきてブタをまじまじと見、「む。やはり一味違う」と叫び、ブタは驚いて逃げていく…

がんばれゴンベ(アニメ 1980年放映)

園山俊二原作のなつかしアニメ。 山から下りてきた子ザルのゴンベが、いなかの人間の小学校に通う話です。 ブタのトン吉がいて、「ぶひーぶひぶひ」しか言わないのに人間と会話が成立する、イクラちゃんのようなキャラでした。 久しぶりに見たくなって画像検…

ぬすっとん

唐草模様の巨大なふろしきにほっかむり姿(鼻はむき出し)で、冷や汗をかきながら走るブタ。誰でも思いつきそうなゆるキャラですが、商品化した先例はないようです。 確か私が最初に描いた時は、「借りぐらしのブタエッティ」という名で、「借りすぎだろ」と…

おほめブタ

懐かしのアニメ『ヤッターマン』(1977)。実写版でもリメイクでもないほうです。 そのゲストキャラに、「ブタもおだてりゃ木に登る」の名言で知られる「おだてブタ」がいたことはよく知られています。 今回、その別バージョンで「おほめブタ」がいたこ…

伊沢家のブタ肉(森鴎外『伊沢蘭軒』)

何年の話かは不明ですが、すぐ後に渋江夫妻とウナギを食べる話があるところから、幕末の事と思われます。 薩摩藩から阿部家藩医への贈り物というのも、なんか政治工作を感じさせます。例のごとく青空文庫よりそのまま引用。 ※ その二百八十 わたくしは榛軒 …

福沢諭吉 『福翁自伝』より ブタの子の丸煮

『福翁自伝』(慶応通信 1957)の「はじめてアメリカに渡る」章より。 前回紹介した、福沢が大阪で牛鍋を食べていた時期の二年ほど後です。 ※ あるときにメールアイランドの近所にバレーフォーという所があって、そこにオランダの医者がいる。(略)ソコ…

第14回 ブタさんイラストコンテスト

5月25日締切り。詳細は下記のサイトをごらんください。 http://www.kfsnet.co.jp/contest/buta2012.php

イオニア自然哲学におけるブタ

ヘラクレイトス断片37「豚は汚物で身を浄め、家禽は塵や芥で身を洗う」。 デモクリトス断片147「豚どもは泥に狂い廻る」。 いずれも廣川洋一『ソクラテス以前の哲学者たち』(講談社学術文庫 1997)より。 古代ギリシア人とブタさんの名誉のために…

正義のブタ

私が最も尊敬する小説家、星新一のショートショート「敬遠」の一節。 ※ ある研究所が「正義の薬」なるものを開発した。(略) 「各種の動物実験を試み、安全性を確かめました」 「すると、正義のブタも出現したのか」 「正義のブタ、正義の金魚、正義のサル…

土原耕作 「豚と猪」 (1923)

『オデュッセイア』から『野ブタ。をプロデュース』に至る、世界ぶた文学全集を編纂したい。そんな野望を抱くアンタルキダスのファイルに、また新たな一篇が加わりました。 ※ 豚が猪に向って自慢をしました。 「私ぐらい結構な身分はない。食べる事から寝る…