核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

小星 作(他)「正チヤンの其後」(1926)

 少し調子がもどったので、軽いものでも読んでみることにします。
 大正時代のヒーローまんが「正チヤンの冒険」シリーズの一作品。

 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717943

 いつも正チヤンのおともをしているリスが、「青イシロ」に単独で潜入します(18/36あたり)。
 そこには青いきものを着た姫様(と文章にはありますが、挿絵ではどうみても赤い洋服)と、ブタの首をした魔物が。
 リスに大食い対決をいどまれたブタは、哀れ「キウニボカントオナカガハレツシテシンデシマツタ」。 めでたしめでたし。しかし、このブタが実にいい笑顔をしています。終始しらけ気味の姫様とは対照的です。