核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

土原耕作 「豚と猪」 (1923)

 『オデュッセイア』から『野ブタ。をプロデュース』に至る、世界ぶた文学全集を編纂したい。そんな野望を抱くアンタルキダスのファイルに、また新たな一篇が加わりました。
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  豚が猪に向って自慢をしました。
「私ぐらい結構な身分はない。食べる事から寝る事まですっかり人間に世話をして貰って、御馳走はイヤと言う程たべるからこんなにふとっている」(以下略)
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 ・・・オチは伏せますが、予想通りかと。
 出典は青空文庫の下記ページより。土原耕作先生の、もう少し知名度の高いペンネームも載ってます。