ボクの名は碇シンジ。かの名高き司令碇ゲンドウの息子だ。
世界中の使徒がボクに血まなこ、ところがこれがやられないんだ。
さ~て、今回のお宝は、と。
「あんたバカぁ?シンジ。セントラルドグマからロンギヌスの槍をいただこうなんて正気?」
アスカ・ラングレー、ボクの相棒。シンクロ率0.3以下のホットなツンデレ。
「司令の意志にそむくのなら私は降りるわ、碇くん」
三人目綾波レイ。誰でも真っ二つにしちまう、怒らせると怖~い女。
「まあ見てなって。アスカ~、あやなみ~」
そしてネルフ地下。
「シンジくん。あなた自分が何をしているかわかっているの?」
葛城一尉、国際機関ネルフの敏腕幹部。ボクを捕まえるのを生き甲斐とする、もっとも苦手なミサトっつぁんだ。
「悪いなミサトっつぁん。この槍があれば、どんな使徒もイチコロってなもんよ」
そこに出現する謎の少年、渚カヲル。
「ロンギヌスの槍はボクがいただいていくよ。君に会えてうれしかったよ、リリン」
「あらら~。そ~りゃないよカ~ヲルく~ん」
ゼーレのスパイか最後の使徒か、このボクにもわからない謎のぽっと出。いつもひどい目にあうが、憎めないんだなあ。
次回、『綾波は二度死ぬ』。アドレスは、そ~のままだぜ~。
教訓 何があったんだ。