核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

創作

白扇子と黒屏風

白扇子と黒屏風。彼らは皇帝の左右に従う執行者。 白扇子は空を舞う三面の扇子。黒屏風は伸び縮みしつつ宙に浮ぶ。 少しでも皇帝の関心を惹いた者の、首をはねるのが彼らの使命。血も流さずに鮮やかに。 寵臣から料理人まで、彫像や壁画さえも。白扇子と黒屏…

小噺「あたま山脈」

ある不浄な旧支配者、生まれた眷属を食っちゃ寝食っちゃ寝していたら、あたまから触手が生えてきて、笛や太鼓を持った従者が群がり、てけりりてけりりと大騒ぎ。 あたまに来て触手を引っこ抜くと、今度はそこが海になって、漂流してきた人間が群がり、窓に窓…

小噺「クトゥルフこわい」

「ちっとも名状しがたくねえ?深え野郎だ。やい、おめえが本当に一番こええ旧支配者は誰だ?」 「へへへ、アトラック・ナチャがこわい」

村井弦斎の背後で爆発

「お登和嬢(おとわさん)、何やら背後(うしろ)で凄い音がありましたネー」 「ありますとも、然しあんなのは燃焼と云つて爆発の内には入りませぬ、本当のエキスプローシヨンと云ふのは必ず衝撃波を伴ふものです、ソラあのやうに」 と云ふ傍から又爆発する…

重耳マン晋!(放送日未定)

…というネタを思いついたものの、誰得な気がしたのでボツにします。仕事するか。

心の俳句

サウダージ 道楽と 書いて道楽と 読んでみる 庵樽

創作戦隊 カラーファイブ

「うはははは。これまでだな、カラーファイブ!」 「おのれ、怪人ハードブラック」 「略してHB!」 「おいどんらの必殺技がことごとく」 「通じないなんて!」 「こんなときに、第六の戦士ホワイトイレーサーがいてくれたら」 「観念しろ。間もなく世界は暗…

もし私がスパロボに参戦したら

レベル19で「努力」、29で「幸運」、39でやっと「気合」を覚える。「集中」がないので、命中率は期待できないぞ。

エバン三世

ボクの名は碇シンジ。かの名高き司令碇ゲンドウの息子だ。 世界中の使徒がボクに血まなこ、ところがこれがやられないんだ。 さ~て、今回のお宝は、と。 「あんたバカぁ?シンジ。セントラルドグマからロンギヌスの槍をいただこうなんて正気?」 アスカ・ラ…

サーキットのブタ

ここはすぶたサーキット。熱気と爆音が動物たちのマシンを包む。 「優勝候補、サーキットのオオカミ。トップに立った~」 「二番手はサーキットのブタ!」 ブブブブブ・・・・・ 「エンジン音かと思ったら鳴き声だった。短い脚で必死にペダルをこいでいます…

創作むかし話 「不幸の手紙」

森にすむタヌキの家に、一通の手紙が届きました。差し出し動物は書いてありません。 「タヌキさまへ これは不幸の手紙です。これから4日以内にこれと同文の手紙を4通出さないと、あなたはおそろしい不幸に見舞われます。手紙を出さなかったヤマネコは、が…

盗作麻雀小説 「鳴きのブー」

タイトル原案 「哭きの竜」様 盗作 アンタルキダス 動物麻雀小説 「鳴きのブー」 「ブー(あンた、おなかがふくれてるぜ。タヌキさん)」 「鳴きのブー」と異名をとるそのブタ雀士は、鼻の前にやった前足でツモ牌をつかみ、手牌に加えた。 動物ばなれのした…

二次創作むかし話「野ブタ。がプロデュース」

タイトル原案 白岩玄様 二次創作(盗作?)アンタルキダス 「野ブタ。がプロデュース」 キツネちゃんとネコちゃんが卒業らしい。 といううわさが広まって以来、野ブタ芸能プロダクション(蕪)はしんこくな経営危機にみまわれました。 「社長。もはや残され…

今度は宇宙冒険SF

アンタルキダス作(キャラクター原案 ヨシュア様) 「2011年 課長の旅」 「山下君、このままだと、あのわっかに激突するんじゃないかね」 「課長、あれは土星の環ですよ。どーせいっつうんですか!」 「…シャレのつもりかね。このシャレにならん状況下で…

またしても創作むかし話

アンタルキダス作 「まねきネコとねむりネコ」 ある日のこと、まねきネコとねむりネコが話しあいました。 「どうだい、ふたりで商売をはじめないか」 「いいね。もうけは山分けにしよう」 こうして二匹のネコはお金を出しあって、大通りに小さな店を開きまし…

唐突に創作むかし話

アンタルキダス作 タヌキになったキツネ キツネの森に、とても大食いのキツネがいました。いつも食べてばかりいたので、とてもキツネには見えないほどふとっていました。 「けしからん。キツネの風上にもおけんやつだ」 「あいつをこのままにしておいたら、…