核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2017-11-15から1日間の記事一覧

『谷崎潤一郎全集 第六巻』(中央公論社 1958)の伊藤整による解説 その2

※ 個人の自由を原則として成立した資本主義制度は、その確立とともに、組織化された経済力として人間を支配し、その考へ方を人工的に変化させ、人間を組織の奴隷とする危険が起つてゐたのである。そしてこの危険は、もつと新しい統制経済を行ふ共産主義社会…