2020-06-16から1日間の記事一覧
CiNiiで読めました。先行研究の要を得たまとめに始まり、実際のカラスの生態に及び、宮沢賢治の信仰や北斗七星の意味するものを考察し、「烏の北斗七星」を反戦童話とする結論です。実に力作です。 既にこういう力のこもった論文が書かれてしまった上で…
宮沢賢治の「烏の北斗七星」「飢餓陣営」あたりは軍隊の残酷さを童話形式で描いており、もしかしたら論にできるかもしれません。 すでに米地 文夫氏が、この二作品を反戦文学として読む論を発表なさっています。これから手をつけて、独自性が出せるかどうか。