何というか、らくがき帳に気の向くままに地図をかきちらしてた頃を思い出させる、不思議なゲームです。
カルカソンヌらしき中世の都市と、交差点や三叉路を含む街道、修道院なんかが、ジグソー部分のないパズルのように分割されて、72枚の正方形のタイルに描きこまれているわけです。各プレイヤーは一枚ずつタイルを置き、その上に住民のコマを載せて、少しずつ地図を広げながら勢力圏を拡大していくわけです。
第一戦の印象としては、まず道や都市をこじんまりと「閉じた」形にして完成させ、確実に点数を稼ぐのが確実なんじゃないか、というぐらいでしょうか。壮大すぎる都市計画は、往々にしてゴーストタウンと化すものです。