「王将に収束した駒」というルール説明の一節がツボに入りました。
一見ふつうの将棋なんですけど、よく見るとすべての駒が「?将」みたいな表記になってまして。
開始時にはすべての駒がすべての種類たりうる可能性を秘めているのですが、一手ごとに可能性が狭まっていくわけです。たとえば角道の歩にあたる「?将」を動かした場合、いつも通り一つ前なら桂馬と角以外のすべての可能性が残されていますけど、桂馬の動きをすると桂馬に「収束」してしまうわけです。
量子論はさっぱりですけど、軍人将棋みたいな感覚で楽しめばいいのかもしれません。