核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

村井弦斎『食道楽 続篇』「春の巻」 「第八十一 石の吸物」 続き

 正確には「第八十二 金海鼠」の一節です。


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 「此石には何の味も無いがよく捜して見ると鮎の卵が二つ三つ石について居ます、即ち今日の御趣向は鮎の卵のお吸物に在るのです」
 (148~149/193)
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 ・・・別に教訓を引き出そうとかそういう気はありません。こういう珍味佳肴的な趣味は、弦斎の好みではなかったと思うのですが・・・。