2020-04-28 フレドリック・ブラウン「ミミズ天使」(『天使と宇宙船』原著一九四三) 今にして思えば、『残像に口紅を』のご先祖というべきSF短編。 古典的名作なのですが、現代日本人読者の大半には、「そんなんわかるか」な結末なのが残念です。私は昔から、この作品の完全日本語訳ができないものかと考えています。 小道具をキーボードかタッチパッドに変えて。最初の「ミミズ」と「天使」さえクリアできればうまくいきそうなのです……。 そういえば『封神演義』には、蚯蚓の妖怪「丘引」なんてのが出てきました。漢字の部首をいじる手もありそうです。