『RPG学研究』という学術雑誌が、二〇一九年九月に発刊していたと、今ごろになって知りました。CiNiiでいくつかの論文が読めます。
実は私も、久し振りにサイコロをふって決める「TRPGどんでん返し表」でも作ろうと思っていました。いいのができたら投稿してみるかとか、無謀なことも考えたのですが……。
TRPGというのは原則として成長と成功のゲームなので、結末にけっこう制約があるのです。「実は宝は無価値でした」「ヒロイン死にました」「星が爆発しました」といった結末は、ショートショートなら許されても、TRPGではプレイヤーにストレスを与えかねないわけで。意外性と幸福感を両立させるどんでん返しは限られそうです。