一応、『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』、最後までページをめくりはしました。
が、マルクスは冷静で客観的な文章が書けない人なので、どこまでが歴史上の事実で、どこからがマルクスの身勝手な妄想なのか、フランス史に全然くわしくない私には見分けがつきません。
今日はマルクスの文章についての感想を書くにとどめておいて、いずれ第二帝政期についてのまともな歴史書を読み、比較検討してみようと思います。
まんざら、明治文学研究者に無関係な話ではありません。福地桜痴も、幕末にナポレオン三世(=ルイ・ボナパルト)に謁見してたはずだし。