核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

PS用ソフト『シヴィライゼーション 新世界七大文明』

 研究に入る前に、ちょっとだけゲームの話を。

 はてなブログには過去に人気のあった記事がわかる機能がついているのですが、PS用ソフト『CIVIZARD』と、同じくPS用ソフト『水滸伝 天導108星』へのアクセスが多いようです。初代プレイステーションレトロゲームながら、いまだに根強い人気のあるゲームです。『水滸伝』は手放してしまいましたが、『CIVIZARD』はいまでもたまにプレイします。

 その『CIVIZARD』の原型になったのが、これも手放してしまった『シヴィライゼーション 新世界七大文明』。同作の続編「シヴィライゼーション2」はまだ持っているのですが、音楽と映像は本作のほうが断然上です。惜しいことをしました。

 世界中の文明(日本もあり)から1つを選び、開拓者1団とともに、紀元前4000年からスタートします。手頃な地形(大河のほとりとか海辺とか草原とか)に都市を築き、収入を技術開発に割り当てることで、「陶芸」「青銅器」「法律」といった新技術を開発していきます。「青銅器」を覚えるとユニット「重装歩兵」が生産可能になり、さらなる新技術「鉄器」への道が開けます。

 そうやって少しずつ文明を進歩させ、七不思議と呼ばれる大建造物(ピラミッドとか、シェークスピアの劇場とか)を建て、他の六大文明と競争していくわけです。最終目的は紀元2100年までに、他の文明をすべて滅ぼすか、巨大宇宙船での惑星移民に成功すること。

 こういうゲーム、ウェルズの世界史を読みふけった子供の時からやりたかったのです。信長の野望とか三国志とか水滸伝も好きだけど、スケールの雄大さはこちらが上です。

 そして音楽と効果音。基本的には同じテーマの変奏なのですが、悠久の時を感じさせるスローテンポな古代編から、テンポが上がる中世・ルネッサンス編、さらなる発展を予感させる近代編、そして未知の領域に突入する21世紀編と、どれも聞き飽きない名曲です。決定ボタンを押した時の「ほわん」という音さえ、歴史的選択の瞬間に立ち会っている気分にさせてくれました。

 今では再入手もたぶん困難なので、たまに動画を見て懐かしんでいます。