核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

青空文庫で与謝野晶子訳『源氏物語』が読めた

 何を今さらと言われそうですが、私は今日知りました。

 「近江の君」出現場面を始め、気になってたとこだけひろい読みしてみました。

 各巻の冒頭に、与謝野晶子が詠んだ歌が添えられているのが特徴です。

 「若菜(下)」の巻頭歌は、

 

 二ごころたれ先づもちてさびしくも悲しき世をば作り初めけん  (晶子)

 

 なんか本文読解も深みが増すようです。こういう、一歩引いた視線は好きです。