いつまでも甘い悲しみにひたっているわけにもいかないので、小林秀雄論のまとめを再開したアンタルキダスです。つめたいシャワーを浴びた後の汚れ仕事という感もありますが、やりかけた仕事は終わらせねば。
資料を整理していたら、ずっと前に入手して自発的にボツにしたコピーを発見しました。
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創元社の編集者Fは、当時小林の文章を、細大もらさず切り抜いていて、所持していた。全集を編むに当たって、その切り抜きが小林の方へまわされたが、小林は大ナタをふるって、気に入らない文章は片ッぱしからやぶき、惜し気もなくくずかごに投げこんだ。もちろんそれらの逸文は、Fのところへ戻ってこなかった。Fは地ダンダふんだが、後の祭りだった。
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7月3日の発表にこれを引用しなかったのは、信憑性を保証できるだけの裏づけがなかったからでした。あれから1ヶ月がたち、データもだいぶふえたので、論文ではもしかしたら使うかも知れません。
悲しみとも甘さとも無縁な不粋な話題ですみません。
…それにしても、もんがら童子って誰だろう?