核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

東映まんがまつりを思い出す

 正確には、私は東映まんがまつりを映画館で見た経験はないので、

 

 「スパロボをやっていると、東映まんがまつりのポスターを見つつ飲んだ、オレンジジュースの味と香りを思い出す」

 

 あたりが妥当なのですが、個人的すぎて人には伝わらないかも知れません。あの頃の私はオレンジジュースが好きでした。もう飲まなくなってずいぶんになります。

 あるいは、駄菓子屋さんの奥にちらっと見えた、ほこりをかぶったプラモデルの箱のにおい。そういった古い思い出をよみがえらせてくれるゲームです。『スーパーロボット大戦』シリーズというのは。

 懐古趣味におぼれてばかりでは先に進めない、とはわかっているのですが。

「ひっつけよ!」「ひっつく?くっつくの?」

 アニメ『ブレンパワード』中の印象的なセリフです。同アニメを視聴していなかった私は、『第二次スーパーロボット大戦α』というゲームで知りました。

 つねづね思うのですが、この『スーパーロボット大戦』シリーズは、異なるロボットアニメ作品どうしのクロスオーバー、つまりひっつけ方が秀逸です。

 基本的には機動戦士ガンダム宇宙世紀が軸なのですが、「歌はいいね」のカヲルくんが『超時空要塞マクロス』のプロトカルチャーだったり、『勇者王ガオガイガー』と『鋼鉄ジーグ』の主人公が、サイボーグどうしで意気投合したり。『闘将ダイモス』の空手技を見て元カラテ部のカミーユが感心したり。作品の枠を越えて人間関係が広がっています。

 もちろん、戦争と平和についても考えさせてくれます。力で悪と戦う主人公たちとは別に、あくまでも話し合いによる完全平和主義を貫く、『新機動戦記ガンダムW』のリリーナのような人物もいたりして。

『歴史人』2024年5月号 日清・日露戦争 130年目の新解釈(未入手)

 そういえば、今年(2024年)は日清戦争開戦から130年目なのでした。日露戦争開戦からは120年目。

 サイトで雑誌『歴史人』のもくじを見たのですが、陸海軍軍人たちの「活躍」ぶりを中心にした編集で、買うべきかは迷っています。軍人さんたちの活躍ぶりなら、私は当時の新聞雑誌でさんざん読んでいるのです。

 私が知りたいのは、当時の新聞雑誌を読んでもほとんど出てこない、国際政治学、平和学的な観点からの日清戦争日露戦争の問い直しです。日本側の山県有朋が「利益線論」を掲げて朝鮮を「保護」下におきたがっていたことは過去ログでも述べましたが、清国側、ロシア側などの諸外国の政略についても知りたいものです。日清戦争という過ちを繰り返さないために。

磁石の威力だ

 「鋼鉄」だけに、磁石の力で合体する鋼鉄ジーグ

 そこらの超合金ロボとは違います。鋼鉄です。

 私も幼少時にバラバラにしたり、合体したりできるおもちゃを持ってた記憶があります。頭や手足を適当につけかえて遊べたような。

 イタリアでも大人気らしく、2015に、鋼鉄ジーグを下敷きにした現代映画が製作されたとのこと。