核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2024-02-02から1日間の記事一覧

山県有朋の甥にして養子、山県伊三郎

とりあえず、ウィキペディアの同項より。 ※ 山縣 伊三郎(やまがた いさぶろう、安政4年12月23日(1858年2月6日) - 昭和2年(1927年)9月24日)は、日本の官僚。元老山縣有朋の養子で公爵を継いだ。旧姓は勝津。妻は加藤弘之の娘の隆子。息子は有道、三郎と…

小林道彦『山県有朋 明治国家と権力』(中公新書 二〇二三)

山県有朋(やまがた ありとも)についてはこのブログは再三書いてきましたが、読んでない方も多いかも知れません。「山県有朋」って何やった人?という方のために、小林著をふまえた上で、一言でお答えします。 あやまちを繰り返した人 であると。それも戦争…

村井弦斎、百人一首を罵倒する(『酒道楽』より)

村井弦斎の光源氏批判は前にも引用しましたし、『食道楽』では風流亡国論を掲げる人物も出てきます。雅びやかな王朝文化といったものに、実用主義者の弦斎は反感を持っていたようです。 以下に引用する『酒道楽』の一節では、百人一首の恋の歌を「野蛮」と一…

セガサターン用ソフト『水滸演武』

1995年、データイーストから発売された2D武器格闘ゲーム。 梁山泊で武術大会が開かれたという設定で、『ストリートファイター2』のような格闘が展開されるわけです。KOEIの『水滸伝 天導108星』が箱庭型シミュレーションだったのに対して、こ…