核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

セガサターン用ソフト『水滸演武』

 1995年、データイーストから発売された2D武器格闘ゲーム

 梁山泊で武術大会が開かれたという設定で、『ストリートファイター2』のような格闘が展開されるわけです。KOEIの『水滸伝 天導108星』が箱庭型シミュレーションだったのに対して、こちらは別の角度から『水滸伝』の魅力を引き出しています。

 以下、ウィキペディアより、使用可能キャラ13名の一覧を。

 

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 九紋龍 史進(くもんりゅう ししん)
背中に9つの鱗を持つ龍の刺青がある、武芸十八般全てに精通した青年。使用武器は剣。
 豹子頭 林冲(ひょうしとう りんちゅう)
重い過去を背負う、元禁軍80万の棒術師範。使用武器は蛇矛。
 一丈青 扈三娘(いちじょうせい こさんじょう)
鋭い太刀筋を誇る女剣士。過去のある経験から、情けない男に哀れみを感じている。使用武器は2本の朴刀。
 神行太保 戴宗(しんこうたいほう たいそう)
超高速移動能力「神行法」の使い手。気ままで飄々としているが、仲間想いでもある。使用武器は2本の筆架叉。
 黒旋風 李逵(こくせんぷう りき)
無茶・無理・無鉄砲と三拍子揃った性格をしている、色黒の大男。使用武器は2挺の片手斧。
 花和尚 魯智深(かおしょう ろちしん)
酒と暴れることが好きな乱暴者で、多種多様な奥義の使い手。使用武器は大型の禅杖。
 入雲龍 公孫勝(にゅううんりゅう こうそんしょう)
道術を操る道教の修業者。高い能力の持ち主だが、好色家でドジな一面もある。幻術によって呼び出した神霊「哪吒」を従えて戦う。
 行者 武松(ぎょうじゃ ぶしょう)
素手で虎を撲殺するほどの力を誇る豪傑。裏表のない性格で、媚びることを嫌う。使用武器は2挺の拐。
 立地太歳 阮小二(りっちたいさい げんしょうじ)
阮三兄弟の長兄。礼儀正しい性格で、心理的な駆け引きを得意としている。変幻自在の水を操って戦う。
 短命二郎 阮小五(たんめいじろう げんしょうご)
阮三兄弟の次兄。自分本位な性格で、同性愛者の気質が多少ある。魚などを飛び道具にする技を持つ。使用武器は双節棍。
 活閻羅 阮小七(かつえんら げんしょうしち)
阮三兄弟の末弟。少しナルシスト気味な性格をしている美青年。使用武器は双節棍。
 托塔天王 晁蓋(たくとうてんのう ちょうがい)
本作の最終ボス。梁山泊の2代目頭領。かつて頬に毒矢を受けて戦死したが、ある理由から現世に蘇り、武闘会を制した好漢の前に立ちはだかる。
 追加キャラクター
以下は家庭用ゲーム機への移植版にて追加されたキャラクターである。

 双鞭 呼延灼(そうべん こえんしゃく)

第一作のスペシャルモードのCPU戦にて、特定の条件を満たすとボス戦前に乱入してくるCPU専用キャラクター。

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 ……主人公の宋江が使用可能キャラでないあたり(表彰式には出てきました)、水滸伝の本質をわかってます。

 セガサターンを持つ親友とこれを遊びながら、

 「続編で『水滸演武 108星』欲しいよねw」

 「金大堅はハンコで戦うとかw」

 なんて言いながら盛り上がったのも、懐かしい思い出です。書道家とかそろばん名人とか、非戦闘系の好漢も梁山泊には多いですから。