核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

大正期『婦人世界』誌の村井弦斎

 弦斎は同誌のほぼ全号に書いていますが、前回の調査で見たもののみあげます。

 1912(明治45)年1月号 随筆「をりをり草」(~1913年12月号)
                小説『子宝』(~1913年12月号)
    同(大正元)年11月号 「乃木大将」(「をりをり草」 殉死礼賛)
 1914(大正3)年1月号  小説「里親」(読み切り)
         同年10月号 「運動問題」(~1915年2月号)
 1915(大正4)年3月号  「楽天主義
 1918(大正7)年5月号  小説『小松嶋』最終回(弦斎初の軍備廃絶論)
         同年7月号  「人体に有益なる新食物」(~同年8月号)
 1920(大正9)年9月号  「感興録」(~同年12月号 軍備廃絶論深化)
 1921(大正10)年11月号「婦人の脳力には男子に異れる長所あり」

 これ以降は次回の調査後に。震災に強い建築なんかも論じているようです。

 (2014年3月25日追記 『小松嶋』最終回は5月号でした。お詫びして訂正します。
  2015年8月18日追記 村井弦斎「婦人の脳力には男子に異れる長所あり」の掲載号は、『婦人世界』1921年(1922年ではなく)11月号でした。訂正してお詫びします)