2014-01-02 第一次世界大戦期の『婦人世界』 平和主義全般 #倫理学 前回の調査の眼目の一つは、第一次世界大戦(当時は「欧州大戦」だったり「今次の大戦」だったりする)開戦時の村井弦斎の言動を知ることでした。 『婦人世界』誌もごたぶんにもれず「戦時下の婦人の心得」的な記事が大半を占めていたのですが、少なくとも弦斎はいつも通りの生活記事に終始していました。主戦論でも反戦論でもなく。本格的な反戦論に転じるのは、同大戦の情報が入ってからのようです。