核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

「走ってイスタンブール」

 「とんで」ではなく、「走って」イスタンブール
 ポケットサイズのボードゲームで、パキスタンイラク・トルコを疾走してゴールのイスタンブールに着いたものが勝ちという、無茶な設定です。
 要はすごろくですが、国境に着くたびに、特定の目を出してビザを取得しないと足止めされるとか、紛争勃発で一回休みというルールがありました。
 有吉弘行が若い頃にやってた『進め!電波少年』のヒッチハイク企画を連想させますが、それよりもずっと前に発売されていた記憶があります。
 どう考えても子供受けしそうにないタイトルと内容ですが、娯楽に飢えていた幼少時の私には宝物でした。相手がいないので、一人さびしくゲーム盤と説明書をながめて空想にふけったものです。

 検索してみたところ「ポケットパンチDX-5」という商品に収録された三種のゲームの一つと判明しました。後の二つは、数字パズル「コンボ・ナンバー」と航空戦「スクランブル」。
 あるオークションに出ていた商品画像を見ると、インド・パキスタンアフガニスタン・イラン・イラクを経てトルコに至るコースでした。なぜその道を行く。