核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2014-07-10から1日間の記事一覧

「まんが平塚の歴史 村井弦斎」

平塚市のホームページより。 http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/rekisi/gensai-maturi.htm 1ページで簡潔にまとめてあります。 晩年は一コマで「奇人・変人扱いされた」で終わってしまっているのが残念なところです。彼の軍備廃絶論はいまだに正当な評…

「走ってイスタンブール」

「とんで」ではなく、「走って」イスタンブール。 ポケットサイズのボードゲームで、パキスタン・イラク・トルコを疾走してゴールのイスタンブールに着いたものが勝ちという、無茶な設定です。 要はすごろくですが、国境に着くたびに、特定の目を出してビザ…

後藤新平「文装的武備論」(後藤新平述『修養の力』1918(大正7)年)収録

『三十年後』には後藤新平のアイディアも入っているようですが(星新一『明治の人物誌』)、少なくとも、軍備廃絶論は違うようです。 『三十年後』の半年あまり後、1918年11月30日発行の後藤新平述『修養の力』に収録された、「文装的武備論」がその…

矢印の芯

今日のうちに、『三十年後』をもう一度読み返して、作品論の根幹部分をまとめておこうと思います。 江見水蔭や後藤新平関係の厖大な文献を漁るのはその後で。一応、軍備廃絶論はこの二人ではなく星一によるものだと、あたりをつけてはいます。