核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

非殺傷兵器の問題点その2

 非殺傷兵器の問題点その2として、自軍兵士の安全という点があげられそうです。
 しろうとっぽい言い方ですみませんが、敵軍にしてみれば、通常兵器で武装した部隊よりも、非殺傷兵器しか持たない部隊のほうが「攻めやすい」と思うのです(なにしろ、自分や部下が殺傷される恐れはないわけですから)。
 その結果、非殺傷兵器しか持たない兵士や民間人が大量に殺傷されることになってしまっては、何が人道的なんだかわかったものではありません。
 そうした事態を避けるには。これまた非専門的な言い方ですが、非殺傷防具とでもいったものをセットで考案する必要があると思うのです。防弾チョッキやステルス技術といった戦術レベルもさることながら、戦略レベルでの防具を。