核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

政略級超防具開発提案

 超兵器というのはよく聞くけど、超防具はあまりないんじゃないか。

 そう思って検索したら、「星のドラゴンクエスト」というゲームに、「超防具」が出てくるようです。が、要するに強力な防具のことで、私が思い浮かべたのとは違うみたいです。

 「矛盾」という言葉ができた古代には、武器の攻撃力と防具の防御力は均衡していました(厳密にどっちが上かは別として)。

 銃器の発明と進歩(?)は、その均衡を破りました。人間が装備できるヨロイやタテの重さには限界がありまして、防具で攻撃を防ぐという発想が時代おくれになったわけです。その後、防弾チョッキやらボディアーマーやらも進歩しているようですが、当然、核ミサイルをはじき返せるわけではありません。武器と防具の不均衡は大きいものがあります。

 私が思い浮かべている「超防具」とは、パワードスーツとか電磁バリアとか対ミサイル防衛とか核シェルターとかそういう陳腐な、戦術級ないし戦略級の防具ではありません。攻撃力を完全に犠牲にする代わり、あらゆる兵器・超兵器を無効化するような何かです。そういう超防具が一国にひとつの割合で普及し、兵器の無力さが知れ渡れば、世界平和も近づくんじゃないかと。

 その「何か」を具体的な形にできないのがもどかしいところです。もし小説形式でもいいから、超防具を題材に書いてみたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、このアイディアは謹んで無料進呈いたします。もちろん私自身も考え続けます。