ただいまビーシュマ最期まで読み終えました。そのあたりまでの登場人物を、『平家物語』になぞらえてまとめてみます。よけいわかりづらかったらすみません。
・五王子軍
ユディシュティラ パーンドゥ五兄弟の長男。総大将格。『平家物語』でいえば源頼朝。
ビーマ 同次男。アルジュナと一二を争う剛勇。源範頼を勇猛にした感じ。
アルジュナ 同三男。戦争の義務と非戦の願いとの間で苦悩するヒーロー。源義経をさらに人間的にした感じか。
ナクラとサハディーヴァ 四男と五男。やや影が薄い。
クリシュナ アルジュナの友人。と思いきや千本の腕を持つ神。通常モードでも四本。
・百王子軍
ドゥルヨーダナ 百王子の長男。この戦争の元凶。今までのところビーシュマに頼ってばかり。平宗盛。
ビーシュマ 五王子、百王子双方の大伯父にあたる英雄。同族同士の争いに心を痛めていたが、いざ戦場に出ればシカンディン(元女性)以外の誰にも容赦しない戦いぶりを見せた。迷いを断ち切ったアルジュナに討たれ、ドゥルヨーダナに和睦を進言しつつ死んでいく。平忠度をさらにおいしくしたキャラ。
こんなところでしょうか。間違いがあったら速やかに訂正します。