核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

森永卓郎監修『明治/大正/昭和/平成 物価の文化史事典』展望社 2008

 1918(大正7)年頃の実際の物価がどんなもんかと思って借りてきました。貝島が就職した年の初任給も。

 1900(明治33)年 小学校教員の初任給 10~13円(398ページ)
 1918(大正7)年 牛乳 200ml1瓶 5銭(69ページ)
 1921(大正10)年 鉛筆1本      5厘(283ページ)

 「小さな王国」作中で「ミルク」とある物品ですが、牛乳ではなくコンデンスミルクか粉ミルクの可能性も高いので、それらの価格も調べてみます。 
 (追記 初任給の年を間違えていたので直しました)