そういや横光利一で、シムシティかシヴィライゼーションみたいな小説があったよな。
そう思って検索してみたら、青空文庫で読めました。
二つの川の地質学的な起源から始まり、そこに住み着いた人間たちの営みが、天上から見下ろすようなマクロな視点で描かれる作品です。
先行論文は一本のみ。興味をひかれますが、デモクラシーはともかくジャーナリズム要素はないので、今回は見送ることにしました。
「七階の運動」を読んだ時にも思ったのですが、横光利一という人は小説家よりもゲームデザイナーに向いてたんじゃないかと思ったり。