今村著の年表に、読み捨てならないものを発見しました。
「一九七六年 十月、ドミニク・ルクール『ルイセンコ』への序文を書く」
ルイセンコ。スターリンに取り入って非科学的な俺農法を広め、反対する生物学者を弾圧し、共産圏に多大な飢餓をもたらした人物です。一九七六年はその没年。マルクス・レーニン主義が自称する「科学」のお手本です。
あれこれ検索したところ、ルクールの本はルイセンコに批判的な内容のようですが、序文はどうなのでしょう。日本語訳はないようです。
また読みたい本が一冊。国会図書館へ行けるのはいつの日でしょうか。