核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ファンタスティック貧乏

 実生活での貧乏はもう十分ですが。

 先日紹介した『RPGシティブック2 ファンタジー世界の港町編』にあった、「キャプテン・ビルの釣り餌店」に惹かれるものを感じまして。釣り具店ではなく釣り餌店。

 毎日魚市場から持ってくる魚のアラを加工して、ほそぼそと銅貨(10円玉?)や銀貨(100円玉?)を稼ぐ、元船長の老人。地下道のトロールを退治して金貨を何百枚と儲ける冒険者たちとは無縁の存在。

 派手なシナリオのネタにはなりそうもありませんが、こういう人の存在が世界に厚みを与えているように思うのです。