核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

日清戦争にまでさかのぼる必要性

 日本の侵略の歴史は日清戦争がはじまりではなく、1874(明治7)年の征台(台湾侵略)の役というのもあるわけですが。

 日本の侵略と敗北の歴史を知る上では、少なくとも日清戦争(1894(明治26)年)にまでさかのぼる必要があると思います。

 北進論、利益線論(日本を守るためには朝鮮を征服する必要がある論)と称する一連の侵略プロジェクトは、日清戦争をもって本格的に始まりました。

 それにも関わらず、日清戦争はあまりにも知られなさすぎています。ほんとうに侵略の歴史を悔い、あやまちを繰り返させないためには、同戦争を知る必要があります。

 なぜ防げなかったのか。反対者は本当にいなかったのか。