核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

「サウザンティス号の冒険」(『Oh!PC』1984年3月号掲載)

 私の海洋冒険好きを形成した、PCー8801用ゲームです。

 19世紀初頭(ナポレオン戦争時代)、イギリス海軍の帆船「サウザンティス号」の艦長となり、フランス海軍との海戦を経て港をめざすシミュレーション。

 接舷しての白兵戦はアクションで、上陸しての物資補給は対話(「ロールプレイ」という言葉が使われていた記憶があります)で、アスキーアートの人物を相手にします。

 フォレスターホーンブロワー』シリーズの影響が強く、カロネード砲とか上手回しとか、専門用語もこれで覚えました。

 しかし。当時の私はPC-8801など持っていなかったので、掲載された説明書とBASICリストを読んで想像するのがせいいっぱいでした。

 後に『大航海時代』『ネオアトラス』などのコンピューターゲーム、「サルクティの魔除け」「魔の海域」などのTRPGシナリオに熱中する下地になった思い出です。

 文学研究では、紀貫之土佐日記」のレポートを神田龍身先生に提出したり、矢野龍渓『浮城物語』で学会発表をやりました。出来のわりにどちらも受けがよかったのは、

私の「海が好き」蓄積のおかげかもしれません。