核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

麦茶ブレイク

 真夏に買い込んだ麦茶パックも余っていたので。私は冷やしてない麦茶を、ひそかに「エール」と呼んでいます(ファンタジーRPGによく出てくる、本物のエールは断酒中なので私は飲めません。要は雰囲気です)。

 

 『日本文学』の特集「実用と文学」は、どうも近世限定のような気がしてきました。私もむかし『和漢三才図会』といった江戸時代の事典や随筆類を読みふけった時期もありましたが、今すぐそれらでの論文を書く能力はないので。『社会文学』の大江健三郎特集と同様、この特集も見送りになりそうです。

 

 今すぐにはできませんが、村井弦斎『食道楽』を、実用と文学の観点から扱った論文は、いつかは書いてみたいものです。二十年ほど前のゼミで、「文学はシュークリームを超えられるか」という副題の発表をしたことはあります。あの時は、「感覚」とその「表象」の違いがテーマでした。『食道楽』で言えば、「おいしい料理」と「おいしそうな文章」の違いです。

 

 今すぐに書きたいのは、谷崎潤一郎小さな王国」論のほうです。そのために必要になりそうだったミーゼスの『マルクス主義の正体』も届きました。同書はマルクスのみならずケインズへの批判も含んでおり、読み込むに値します。

 

 研究と並行してプレイしている『アクシズの脅威V』。ふだん選んだことのない主人公もやってみたくなり、グレミー・トトガンダムZZの敵役の一人)編をクリアしてみました。たたずむルー・ルカ(同作品のヒロインの一人。グレミーの片思い相手)の後ろ姿が印象的でした。宇宙を手にしても、ルーの心は手に入らなかった、みたいな。今はガルマ・ザビ(「謀ったなシャア!」の人)編に入ってます。諸君らの愛してくれたガルマ・ザビは死んでなかった。なぜだ。