核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

中井英夫『とらんぷ譚』「人外境通信」より「美味迫真」(読む予定)

 4章52編+2編の幻想短編小説をトランプに見立てた、ゴージャスな雰囲気の漂う『とらんぷ譚』。

 その一編、「美味迫真」に、確か村井弦斎『食道楽』の書名が出てきました。

 「どんなにか美味しゅうございましょう」という、お登和嬢のセリフが引用されていたのは覚えています。何の料理かは秘密。

 国会図書館まで行けばデジタルで読めるのですが、いっそ買うのもありかなと思っています。弦斎の健康的な作風とは全然違いますが、中井英夫みたいなのも好きなのです。