youtubeというのは便利なもので、行けなかったイベントの動画を見られたりするのはありがたいものです。
しかしやっかいな面もあって、「弦斎」で検索すると、北大路魯山人の「弦斎の鮎」という朗読の動画がやけに眼につくのです。これについては、以前、
村井弦斎「鮎の話」 『月刊 食道楽』1905(明治38)年8月号 - 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ (hatenablog.com)
などで何回か言及し、ミスは村井弦斎ではなく北大路魯山人にあること、「弦斎の鮎」は不当な非難であることを説明してきました。
「弦斎の鮎」動画はいずれも2けたか、よくて3けたの再生数であり、影響力はたかがしれていますが、どうも不名誉なことだと思うのです。弦斎ではなく、長い目で見て北大路魯山人にとっての不名誉です。