核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

矢野顕子「David」(1990)

 ドラマ(トーク番組?)『やっぱり猫が好き』の主題歌といえば、思い出す方もいるのではないでしょうか。
 私も番組そのものは見てなかったけど、オープニングだけは欠かさず見てました。
 当時の私にとっては、愛読していた川端康成の短編「心中」と妙にシンクロしたんですよ。果てしなく広がる街から、時間と場所を超えて届く手紙。こわ悲しい名作です。星新一をして、「何回うまれかわっても書けそうにない」と言わしめた代物です。新潮文庫の『掌の小説』収録ですので、ご関心のあるかたはどうぞ。
 「David」のCDシングルに同時収録された「Watching You」も好きな曲です。いずれ語らせていただきます。
 にしても、あのおやじはなんでワープしてきたんだ。不思議すぎるだろ。