核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

bird「髪をほどいて」

 前に、曲さえよければ歌詞はどうでもいいという趣旨を書いてしましましたが…私は「物語性のある歌詞」には弱いようです。
 この歌も曲はもちろんすばらしいのですが、「ガジュマルの木の下」「テレパシーきかなくなる」といった独特の言葉選びが、なんかただのラブソングではない、不穏な印象を受けます。星新一っぽいというか、川端康成の『掌の小説』(それも残酷な結末のやつ)っぽいというか。