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元准教授の論文捏造172本・・・例のない規模(Yahoo!ニュースより)

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 元准教授の論文捏造172本…例のない規模
読売新聞 6月29日(金)19時42分配信
 東邦大学医学部の元准教授による論文捏造(ねつぞう)疑惑で、元准教授が会員である日本麻酔科学会は29日、172本の論文が捏造だとする調査結果を公表した。

 捏造疑惑は1993年から約19年にわたるとみられ、一人の研究者による不正では、過去に例のない規模となる。

 同学会の調査特別委員会によれば、疑惑を持たれていたのは医師の藤井善隆・元准教授(52)。特別委は、藤井元准教授が国内外の専門誌に発表した論文212本について、内容の精査や共著者への聞き取り、カルテとの照合などを行った。

 その結果、捏造がないと断定できた論文は、共著者として出した3本だけ。論文内容と実際の実験条件が食い違っていたり、論文の症例数と、実際に診療した患者数が合わなかったりするなど、捏造と考えられる論文が172本、記録が残っておらず、捏造が否定できない論文が37本あった。
最終更新:6月30日(土)0時2分
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