アートガレー神楽坂にて、黒岩比佐子さんの遺したノートと書簡を閲覧してきました。村井弦斎にあれほど深く感情移入していたにも関わらず、弦斎の日露戦争期の戦争協力ぶりは苦々しく思っていらっしゃったようです。生前に、戦争絶滅についてのお話をうかがいたかったと、今更ながら惜しまれます。
本当は資料だけ見て帰るつもりだったのですが、興がのったあまりトークショーと朗読会も参加してしまいました。
大学院の後輩に『食道楽』を読ませた時もそうだったのですが、お代嬢がのりまきを作る話が大受けでした。
弦斎料理も三品頂きました(ほろよいセットのアルコールぬき)。「豚の刺身」はしっかり火を通したチャーシューといった感じ。「サラダロアイヤル」はマイナイソース(マヨネーズ)味のリンゴとセロリで、「米のフライ」はケチャップかけライスコロッケと、意外にも(失礼だな)いけました。機会あれば珍味「炭ビスケ」にも挑みたいものです。
さらに一泊して国会図書館に。8月9日はかなり面白いことになりそうです。