核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

デカルト 『省察』 「序言」(白水社『デカルト著作集』 1973)

 まだ序言しか読んでいない、というわけではありません。
 この序言で、「私はくれぐれも読者に、それらの反論とそれに対する解答のすべてを読み通す労をとられるよりも先に『省察』について判断をくだすことのないように、お願いする」(19ページ)と釘をさしてありまして。『省察』本体についてあれこれ述べるのは、510ページまで読んでからにしようと思ったわけです。
 しかしいくらラテン語版(1641年第一版)だからって、名前まで「レナトゥス デス カルテス」ってローマ人風にしなくてもいいだろうにルネデカルト。私もラテン語で執筆する時は、「タケシウス スガワリウス アンタルキダス」とでも署名すべきなんでしょうか。ラテン語などこれっぽっちも知りませんけど。