核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

西川長夫『戦争の世紀を越えて――グローバル化時代の国家・歴史・民衆』(平凡社 二〇〇二 入手予定)

 これも二〇年前の本ですが、西川長夫で戦争を扱った本であれば、読んでみたくなりました。

 ネットで事前に得た情報によれば、西川は意図的に代案を出すことを拒絶してきた理由も述べています。

 戦争の世紀を越える方法が、国民国家の廃止をさすのであれば、まったく期待はできないのですが(前回も書いたように、近代国家の枠組みを作ったウェストファリア条約の以前は三十年戦争なのです)、批判するためにも読む必要はありそうです。