核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

液晶ゲーム「トロイの木馬」(学研 一九八一)

 前に作った、T&T用ソロアドベンチャー「三国演武2」や、その体験版、

 

 T&T用ソロアドベンチャー「三国演武2 体験版」 - 核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ (hatenablog.com) 

 

 のシステムを流用して、ホメロスイーリアス』をゲーム化できないもんかな、などと考えていて、ふと「トロイの木馬」のことを思い出しました。

 「トロイの木馬」といっても、ウイルスとかそういう物騒な話ではありません。

 任天堂の「ゲームウォッチ」シリーズがヒットし、各社がこぞって携帯液晶ゲームを出していた時代のゲームの一つ。私は持っていませんでしたが、デパートのおもちゃ売り場で見てあこがれた記憶があります。

 高い城壁の彼方から、敵味方の兵士が走ってきます。プレイヤーははね橋を操作して味方の兵士だけを城内に入れ、敵は堀に落とします。やがて城壁の外に巨大な木馬が現れ、城壁の上部から入ろうとする敵兵も出るため、プレイヤーは守備兵も操作して撃退を……十分物騒か。3回ミスするとゲームオーバーなのは基本。

 トロイ戦争を、滅びゆくトロイ側から描写したゲームです。トロイの木馬が城壁の「外」で兵士を出したら意味ないだろとか、つっこみ所はありますが。

 こういう感じで、著作権の心配がない古典作品をゲーム化してみたいものです。

 ダンテの『神曲』なんか、ゲーム化しやすいんじゃないかな。