核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ドラマ「小さな王国 女教師を狙う悪魔の転校生」、youtubeで見ました

 見ました今。岩下志麻さんはやっぱりアップに耐えるなとか、ヌマクラのアクセントが思ってたのと違うとかありましたが、楽しめ(?)ました。スリリングでした。私は小学校教員になれなくてよかった。

 原作にない要素としては、ジェンダーですね。一九一八(大正七)年の尋常小学校は男女共学だけど別学級だったらしく(要調査)、女子が一人も出てこなかったのですが、このドラマでは貝島先生とその子供が女性になっています。

 ドラマ放映は一九九三(平成五)年五月十七日との情報あり。以下は細かいことですが、貝島の娘が据置ゲーム機で「星のカービィ」を遊んでいる描写があり、ファミコン版の同作発売は一九九三(平成五)年三月二十三日とのことですので、時代設定は一九九三年の一学期で間違いなしでしょう。

 悪のカリスマ、沼倉はこのドラマでは小学六年生で、貝島先生が内申書や進路をちらつかせて、沼倉派の生徒たちを恫喝する場面もありました。結末は原作と違って、先生は最後まで沼倉の家来にならず、紙幣も受け取らないままでした。