核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

中将棋

 ものごころついた時からの戦争ゲーム好きな私ですが(平和主義に目覚めたのは小学生以降です)、このとしになって久々に血をたぎらせるゲームに出会いました。日本古来の盤上遊戯、「中将棋」です。
 
 
 上記のサイトでコンピューターと無料対戦が出来ます。
 取ったコマを再利用できない、という点を除き、基本ルールはふつうの将棋と同じなのですが、「銅将」「盲虎」「猛豹」「麒麟」「鳳凰」など、ファンタスティックなコマが追加されています。
 特に要注意なのが次の三つ。
 
 「奔王」 飛車と角の動きをあわせ持つ。チェスでいうクイーン。
 「酔象」 横に一歩行ける銀。成ると「太子」(王将の影武者)になり、王将を取られてもゲームを続行できる。
 「獅子」 王将と同じ動きだが、二回行動が可能。居食い(動かずに周囲1マスの敵を消滅)ができる。
 
 この「獅子」が極悪でして、横で見ていた友人にキラーマシーンドラゴンクエストに登場する、二回攻撃してくる敵)と命名されました。将棋の概念を根底から覆すコマです。
 現在のところ、私の成績は1勝2敗2棄権(序盤で味方獅子をただ取りされて投了)。また続報をお伝えします。
 
 なお、「平和主義者が架空世界で戦争ゲームを楽しむことの是非」については、日を改めてまじめにお答えするつもりでいます。