核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

軍人将棋公式ホームページ

 芥川や谷崎の小説にも出てくるなつかしの盤上遊戯軍人将棋(もしくは行軍将棋)。その公式サイトです。
 
 
 簡単にやり方を説明します。
 両軍ともにすべてのコマを裏返し(敵にも審判にも見えない状態)で好きなように並べ、1マスずつ(一部例外あり)動かして敵の総司令部を目指します。
 コマどうしがぶつかると戦闘になり、審判が両者の強さを判定して負けたほうを取り除きます。
 同じ強さだった場合、「地雷」を踏んだ場合は両方消滅。
 審判がいない場合は二人で開けてもいいのですが、戦術的な深みには欠けます。
 コマの強さの原則は以下の通り。ほぼ日本陸軍の階級順です。
 大将→中将→少将→大佐→中佐→少佐→大尉→中尉→少尉→騎兵→工兵→スパイ
 いくつか例外がありまして、
 「ヒコーキ」は「将」のつくコマ以外のすべてに勝つ。前後に敵味方を飛び越す機動が可能。
 「タンク」は「ヒコーキ」「将」「地雷」以外のすべてに勝つ。「タンク」「騎兵」は前に2マス移動可。
 「地雷」は「ヒコーキ」「工兵」以外のすべてのコマと相打ちになる。
 「軍旗」は一つ下のコマと同じ性能になる。「地雷」と「軍旗」は動けない。
 「工兵」は「地雷」を撤去できる。
 「スパイ」は最弱だが、「大将」にのみ勝てる。
 こんな感じです。コマの種類や性能には異同が多いようですが、公式サイトのルール(わが家で昔やってたのもそんな感じ)はほぼ上の通りです。
 ご関心がおありでしたら、無料で対戦できるサイト、私が考えた必勝戦術なども紹介していきたいと思います。
 なお、「ミサイル」や「元帥」のある追加ルールは遠慮しておきます。別にイデオロギー上の理由ではなく(だったら「地雷」もダメでしょ)、対戦ゲームとしての面白みに欠ける気がしてならないのです。