魯文関係の資料が揃うまで、ちょっとだけゲームの話でも。プレステ版第一作の「シヴィライゼーション」を紹介します。
エジプト・ギリシア・日本など、地球上に栄えた文明の一つを選び、紀元前4000年から西暦2000年までに、世界統一か宇宙移民船打ち上げのどちらかを目指す、壮大な歴史シミュレーションゲームです。
「開拓者」という馬車一台から出発して、資源の近場に都市を建設し、「青銅器」だの「陶芸」だのといった技術を開発していくわけです。「青銅器」ができると「重装歩兵」が生産可能になり(古代ギリシアっぽいですね)、「陶芸」ができると「穀物倉庫」が都市内に建設できる(弥生時代っぽい)といった具合に、進展していくわけです。「火薬」「鉄道」「自動車」あたりの重要技術を、いかに他文明に先駆けて開発できるかが勝敗の鍵。
実はちっちゃいころから(ウェルズの世界史の子供向け版読んでたころから)、こういうゲームが夢でした。ソフトより先に攻略本だけ買って、ばらばらになる程読んだものです(実際ばらばらになりました。妙に製本が甘い出版社なのです)。
「核兵器および通常兵器の廃絶」はどうしたんだって。もちろんやりましたとも。兵器廃絶プレイ。序盤の「筆記」技術で「外交官」ばっかり量産して、敵国の都市や軍隊をかたっぱしから買収していくことも可能なのです。飛んでくる爆撃機や核ミサイルさえも。