大東亜文学者決戦会議のあった1943(昭和18)年9月10日に、永井荷風は何をしていたのか。気になって読んでみましが、一言も触れていませんでした。セミが鳴いたとか落ちてたイチジクを食べたとか。同会議の存在自体知らなかったか、少なくとも関心がなかったようです。
ただ、その前日には注目の記事が。
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『かわいそうなぞう』の話は、子供の頃絵本で読み、今も記憶に残っています。
そしてイタリアの無条件降伏。こういう背景を知ると、あの会議での小林秀雄らの発言が実にそらぞらしく感じられます。